Tuesday 7 February 2012

鳥取丸からの生存者

『小林毅夫/鳥取丸乗船中の出来事』よりの抜粋が『近代化遺産ルネッサンス』というウエッブに載っています。
http://homepage2.nifty.com/i-museum/19450515tottori/tottori.htm

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昭和17年に海軍に徴用された鳥取丸は,潜水艦の雷撃や空爆の被害を被りながらも輸送任務を続けます.昭和20年6月,シンガポールの海軍は次のように打電しました.「鳥取丸ハ西貢サイゴン方面ヨリ昭南向ケ帰航中五月十四日シャム海湾入口方面ニ於テ敵潜水艦ノ攻撃ヲ受ケ沈没.乗組員救助出来ズ,全員絶望ト思ハル」
しかし昭和21年4月に生存者が帰国します.その証言から,5月15日に沈んだ鳥取丸総員72名のうち48人が救命艇に移乗していたこと,途中で敵潜水艦に遭遇した時大塚船長以下半数以上が海に入って自決したこと,潜水艦は海面に浮かぶ者を機銃掃射し救命艇は見逃したこと,尿まで飲む渇きと赤痢患者がでる中で漂流7日目にして島に辿り着き,原住民の手厚い看護をうけていたことが判明したのです.生存者は19名でした.
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果たして生存者の中に宏おじさんは含まれていたのでしょうか・・・。

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